「週刊ほろよい戦国王」第16回
今回の主題は「浅井家」。
初代当主 亮政(すけまさ)が北近江から京極家を追放して独立、戦国大名となりましたが、二代目当主 久政の代で六角家に敗れ服属、三代目当主 新九郎は六角家の家臣の娘と結婚させられてしまいます。
現状に不満を持っていた新九郎は、美女と知られた自身の妹を差し出してきた織田信長と同盟を結び六角家から離反します。
家臣の娘と自分の妹、どちらを差し出した方を信用するかは火を見るより明らかでしょう。
同盟を機に新九郎は信長から一字をもらい、名を「長政」と改めて信長の上洛に協力し宿敵 六角家を撃破、積年の恨みを晴らしました。ですが昔から同盟を結んでいた朝倉家を織田家が攻めた為、どちらに味方するかで家中が割れてしまい、悩んだ結果、織田家との同盟を反故にして織田家を攻撃します。長政の離反に可愛い妹を嫁にと差し出した信長は激昂。その結果…
風雲急を告げる浅井家の運命は!
詳しくは下の動画からどうぞ!
†今週の武具†
みんな大好き、刀剣です。
本誌23号に載っている刀、「末之青江(すえのあおえ)」は熱田神宮所蔵の通称「太郎太刀(※)」と言われる一振りで、長さ221.5㎝、重さ4.5kgという大太刀です。
221.5㎝ということは、約七尺三寸。
普通の太刀が二尺~三尺。打刀が二尺三寸前後。
太郎太刀がいかに大きいか分ります。
<太刀と打刀の違いは「太刀:馬上で片手で使用」、「打刀:徒歩で両手で使用」です。>
命中率が低いけど、基本攻撃力がとても高い上にクリティカルヒット補正が付いていそう。
装備条件はきつめで。
どこかのイベントで大太刀を振るってくれないかな?
※ 本物の太郎太刀という説は今のところ
①:現在の太郎太刀
②:①と同じ熱田神宮所蔵の次郎太刀
③:白山比咩(しらやまひめ)神社が所蔵する大太刀(銘:行光)
の3つが存在しています。
ついでに書くと、太郎太刀の長さも資料によって 五尺三寸、七尺八寸、九尺五寸と様々で、どれを信じていいのか分りません。
コメントにありましたね、「歴史研究は探偵みたいなものだ。(1:04:34)」。
多くの研究家さんが調べに調べ紆余曲折を経て、いつの日か「我こそが太郎太刀!」とはっきりする日が来るといいですね。
あれ?
湖濱の減り具合が分りづらいですね。
大丈夫です。六瓢箪と同じくらい減っていますよ。
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