急いで!政宗様のラブリー「フリル」付き陣羽織が見られる!?

【松島 瑞巌寺と伊達政宗】三井記念美術館

会期:2016年9月10日(土)~11月13日(日) 


伊達政宗好きは必見!!


現在、三井記念美術館では、

「松島 瑞巌寺と伊達政宗」展が開催されています。


週刊ほろよい戦国王」レギュラー 磯部深雪さんゴリ押しの展覧会です!


伊達政宗甲冑倚像
江戸時代・慶安5年(1652)瑞巌寺蔵


来年は伊達政宗生誕450年というアニバーサリーを迎えます。

政宗様ファンは、大興奮のイベントがきっと目白押しになるんでしょうね。


記念すべき2017年を前にして、

7年におよぶ大修理

を終えた

松島瑞巌寺(ずいがんじ)の国宝「本堂」の完成記念

ということで、

瑞巌寺伊達政宗に関する貴重な品々が東京で公開されています。


平安時代に遡る歴史を持つ瑞巌寺。


重要文化財 五大明王像(不動明王)
平安時代 瑞巌寺蔵


現在の瑞巌寺は、伊達政宗が創建したことで知られています。


伊達政宗は、関ヶ原の戦いの際に、現在は瑞巌寺の仏堂となっている「五大堂」で戦勝祈願をしたそうです。

戦勝のお礼としてお堂を復興しています。


伊達政宗といえば、小田原の陣への参陣が大幅に遅れ、怒る秀吉の前に真っ白な死装束で現れたという話は有名ですが、この生きるか死ぬかの時に、

千利休にお茶の稽古をつけてほしいとねだったとか。


そんな、伊達政宗と茶の湯に関する展示も盛りだくさん。


そして、

伊達政宗の17回忌につくられた、等身大の木造甲冑像に、

伊達政宗所用の陣羽織!

伊達政宗甲冑倚像
江戸時代・慶安5年(1652)瑞巌寺蔵


重要文化財 黒羅紗地裾緋羅紗 山形文様陣羽織 伊達政宗所用
桃山時代 仙台市博物館蔵(10/1~10/14 展示)


と、垂涎の品々。


ちなみに、上記の陣羽織には、

襟元にフリルの跡が!


伊達政宗おねぇ説・・・ではなく、

南蛮の服装からデザインされたものだそうです。

支倉常長(はせくらつねなが)達、「慶長遣欧使節」

送ってヨーロッパと交易を求めた伊達政宗らしいデザインになっています。


さらには!!

新発見の

《梅小禽図(うめにしょうきんず)伊達政宗筆》

梅小禽図 伊達政宗筆
江戸時代個人蔵(新発見)


昨年の暮れに宮城県塩竃市の旧家で発見されたという

伊達政宗の直筆の絵です!


馬場氏が拝領したことが箱書きに記されているそうです。

作品から、政宗の人となりに触れてみては如何でしょうか?



展示は、11月13日(日)で終了してしまいますので、お急ぎください!


伊達政宗書状

天正18年(1590)6月14日(小田原参陣)仙台市博物館蔵


松島 瑞巌寺と伊達政宗

2016年9月10日(土)~11月13日(日) 

三井記念美術館

東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階


開館時間:10:00~17:00

     ※入館は16:30分まで

休館日: 月曜日

展覧会サイト:http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html

お問い合わせ先:ハローダイヤル:03-5777-8600


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